【ポケモンカード】旧 ピカチュウexを用いた「夜のバトルアカデミーデッキ」!
こんにちは、管理人のKAANIです。
テラスタルのピカチュウexが世間を賑わせていますが、今回はあえて旧ピカチュウexを用いたデッキを組んでみましたので共有したいと思います。
本デッキ作成時の最新のレギュレーションマークは「H」で、楽園ドラゴーナ環境です。
最近、自宅近くのカードショップが閉店し、ジムバトルになかなか行けなくなってしまったので、本デッキをもとにしたデッキで旧ピカチュウexを活躍させてくれるプレイヤーがいないかなと思い、記事を作成しています。(管理人は実績のあるプレイヤーではありませんので、あくまで原案として参考程度にご覧ください。)
最後までお付き合いいただければ幸いです。
※当記事では円滑に記事の内容を説明するために、「ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイト」の「ポケモンカードに関連する画像」を引用しております。引用画像については『』で名称を表記、また引用元へテキスト形式でリンクを作成しております。
この記事の対象者
・旧ピカチュウexを使ったデッキを組みたい方
・デッキレシピだけでなく、カードの採用理由も確認したい方
・バトルアカデミーの卒業生(初心者)
デッキレシピ(旧 ピカチュウex)
『デッキを表示 | ポケモンカードゲーム公式ホームページ 』
【デッキコード】wkFV5w-RVXRRO-w1kFVk
デッキの特徴(旧 ピカチュウex)
メインアタッカーとして旧ピカチュウexを採用しているのが大きな特徴です。
また、逃げるために必要なエネルギーが0であるポケモンを主体としたデッキになっています。
『ピカチュウex』
ピカチュウexの基本性能と、それを補うサブアタッカー
基本的にはミライドンexの下位互換となりますが、①1エネでも攻撃できることや、②特性が無いことでオーガポンexいしずえのめんを突破できること、③逃げるために必要なエネルギー(以後、「逃げエネ」と呼ぶ。)が0であることが強みです。
わざ「ダイナミックボルト」は威力220で、多くのデッキで採用されているサポート系のたねポケモンのポケモンVやポケモンexを1撃で倒すことができます。
ただし、コインで裏がでるとエネルギーを全てトラッシュしなければならないことと、アタッカーのポケモンexとしてはHPが190と非常に低いことから、連続で攻撃することは考えないようにします。
エネルギーが無くなってから倒されずにバトル場に残ったとしても、逃げエネが0のため、ベンチのポケモンと交代するのは容易です。
また、併せて採用しているレジエレキVMAXがベンチに出ている場合は、1体につき雷タイプのたねポケモンのわざのダメージが30上がるので、2体出ているならば、わざ「ダイナミックボルト」のダメージは280となり、ポケモンVSTARや、たねポケモンのポケモンexなどは一撃で倒せるようになります。このカードはテラスタル版のピカチュウexとも相性が良いと思います。
『レジエレキVMAX』
技の威力が足りずに倒し損ねてしまったポケモンがいる場合は、サブアタッカーとして採用している①非ルールのゼラオラのわざ「バトルクロー」で倒すか、②ゼラオラVSTARのVSTARパワーわざ「いかずちスター」でまとめて倒すと良いでしょう。
『ゼラオラ(非ルール)・ゼラオラVSTAR』
ゼラオラVMAXについては、わざ「リアクトパルス」が特性を持つ相手のポケモンの数×60ダメージであり、ベンチに出せるポケモンの数を8匹に拡張するスタジアム「ゼロの大空洞」を使ったデッキと相性が良いからという理由と、相手のサイドが残り僅かとなりHPが高く高火力なポケモンがどうしても必要になった時に有用という理由から、サブアタッカーとして採用しています。
『ゼラオラVMAX』
エネルギーの確保
わざを使うためのエネルギーを確保するのには、雷ポケモンを主体とする多くのデッキと同様にグッズ「エレキジェネレーター」を用います。
『エレキジェネレーター』
エレキジェネレーターは、デッキトップから5枚めくり、その中の雷エネルギーを2枚までベンチのポケモンに好きなようにつけられるグッズです。このベンチのポケモンという縛りのため、雷ポケモンのデッキには、ラティアスexや緊急ボードなど、逃げエネを減らすカード等を併せて採用することが多い印象ですが、ピカチュウexは逃げエネが0のため、ベンチとの入れ替えは容易です。
もしピカチュウexがバトル場にいる場合でも、先攻1ターン目であればベンチに逃げてからエレキジェネレーターの対象にすれば良いですし、後攻1ターン目であればベンチに別のピカチュウexを出して、そちらをエレキジェネレーターの対象にしてベンチに逃げれば良いので、相性の良さはピカイチといえます。
また、ピカチュウexはHPが低いので、サイドレースを先行されることを見越してカウンターゲインを採用しています。
『カウンターゲイン』
カウンターゲインはサイド枚数が相手よりも多い時にわざを使うエネルギーが無色1個分少なくなるというポケモンのどうぐです。
これにより、ピカチュウexなど、メインとなる技を使うためのエネルギーが3つ必要なポケモンであっても、エネルギーの手貼り+エレキジェネレーターで1枚当たりという形で技を使うことができるようになるため、安定感が増します。
同様の発動条件を持つグッズ「カウンターキャッチャー」も多めに2枚採用していますので、エレキジェネレーターが外れて雷エネの確保が厳しい場合は、逃げエネの多いビーダルなどのポケモンを呼び出して時間を稼ぐのも手です。
『カウンターキャッチャー』
どうやってポケモンを場に出していくか
ネストボールの採用とは別に、このデッキではフェザーボールを採用しています。
『フェザーボール』
フェザーボールは逃げエネが0のポケモンをノーコストで手札に加えることができるので、ピカチュウexとは非常に相性の良いカードです。
このデッキでは、採用ポケモン全16枚中、ピカチュウexを含む9枚のポケモンが逃げエネ0となっており、フェザーボールの効果範囲は非常に広いです。
また、ネストボールでは進化ポケモンは持ってこれませんが、ゼラオラVMAX1枚を除く、他全ての進化ポケモンが逃げエネ0であるため、手札を2枚捨てる必要のあるハイパーボールよりも優先的に入れています。逆にハイパーボールはゼラオラVMAXのためだけに1枚のみ採用しています。
フェザーボールで持ってこれる9枚のポケモンの中に、手札事故防止のために採用しているピィやミュウexなども含まれているので、ハイパーボールが無くとも、ある程度はデッキが回ると考えていただいて問題ありません。(※あくまで”ある程度”です。)
『ピィ・ミュウex』
ハイパーボールを採用してまでゼラオラVMAXを使うのかと言われると少し考えますが、ハイパーボール使用時の手札コストは、ミュウexの特性リスタート(手札の枚数が3枚になるように山札を引く)を能動的に使うためには有用ですので、これくらいの塩梅が丁度良いかなと思っています。
スタジアムの役割
夜のアカデミーを採用することでバトルアカデミー感を演出しています。というのは半分冗談です。
『夜のアカデミー』
夜のアカデミーは自分の番に1回、手札から1枚選んでデッキトップに戻すことができるというスタジアムですが、これを用いることで、エレキジェネレーターを使う前に手札の雷エネルギーをデッキトップに置けることから、1枚は雷エネルギーのヒットが確定するので、エネルギー確保のランダム性を減らす役割を持っています。
また、相手のナンジャモ・ツツジ・ジャッジマン・アンフェアスタンプといった手札干渉のカードの使用を見越して、ドローソースをあえてデッキトップに置いたり、ボスの指令やカウンターキャッチャーなどが次のターンに必要になることがわかっている際にあえてデッキトップに置いておいたり、といった使い方があります。
また、自分で博士の研究やナンジャモなどの手札をデッキに戻したり、トラッシュしたりする必要のあるカードを使用する際にも、そうしたくないカードを1枚だけデッキトップに置くことができます。
ACE SPECの役割
シークレットボックスは手札を3枚捨て、デッキから、グッズ・ポケモンのどうぐ・サポート・スタジアムをそれぞれ1枚ずつ持ってくることのできるグッズです。
『シークレットボックス』
このカードを採用することで、博士の研究・ナンジャモといった山札からカードを大量に引くサポートを使用した際に、エレキジェネレーターが手札に来る確率を上げてくれます。また、スタジアムやサポートをサーチする手段としても有用です。
イキリンコexや博士の研究を使って大量ドローをするデッキで、特定のカードを早期に手札に引き込みたい場合に採用すると良いカードという認識です。
このシークレットボックスで、夜のアカデミー・エレキジェネレーター・カウンターゲインを同時にサーチすれば、手札に雷エネルギーが2枚あってサイドレースに負けていればピカチュウexの3エネ必要なわざ「ダイナミックボルト」を確実に打つことができます。
ピィを緊急ボードに乗せるようなまとめ
記事タイトルにあるデッキ名は「夜のバトルアカデミーデッキ」となっています。
最近発表されたテラスタルのピカチュウexを除き、通常のピカチュウex(厳密には今回のピカチュウexとは異なりますが……)を入れたデッキはバトルアカデミー収録のデッキくらいかなぁということで、スタジアム「夜のアカデミー」と組み合わせて「夜のバトルアカデミー」と安直に名付けています。
ピカチュウ・ゼラオラ・ピィ・ミュウなど、可愛い系ポケモンも多数入っているので、バトルアカデミーを卒業しルールを覚えた初心者の方が、ライトに何かデッキを組みたいなぁと思った場合には良いかもしれませんね。